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About me

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はじめまして。​

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学生時代にロンドンで、アマルフィ海岸で生まれ育った夫と出会い、2004年からラヴェッロで暮らしています。

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1880年、音楽家ワーグナーがヴィラ・ルフォロを訪れ、その庭園に「パルジファル」第2幕の「クリングゾルの魔法の庭」を見出したことでも知られるラヴェッロ。古くから文化や芸術を愛する人々が静かな時間を求めて訪れ、芸術家や文化人たちの滞在の地としても愛されてきました。音楽、文学、芸術と深い縁を育んできた、アマルフィ海岸の小さくエレガントな高台の町です。

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この土地で暮らし始めてから、私の仕事は時代とともに少しずつ形を変えてきました。

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日本からのお客様の旅のコーディネート、ウェディング、文化交流、そして2009年からは、ラヴェッロで小さなB&B 「A Casa dei Nonni」を営んでいます。若い頃は興味の赴くまま、アマルフィ海岸でできるさまざまな仕事に夢中で取り組んできました。

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その頃から変わらないのは、少し「こだわり」のあるお客様との出会いが好きなこと。

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有名だから、みんなが行くから、ではなく、自分たちが本当に心地よいと思える場所へいきたい。地元の人が通う店を知りたい。自分たちのペースで旅を楽しみたい。

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そんなお客様のお話を伺いながら、その方にあったアマルフィ海岸をご紹介することが、ずっと私の仕事の原点にあります。

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そうして年月を重ね、子供たちも少しずつ成長した頃、私自身の気持ちにも自然な変化が訪れました。

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自分の仕事に夢中で走り続けることから、家族が長く受け継いできたものを、私も一緒に支えていきたいと思うようになったのです。

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ちょうどその頃、世界が大きく変わり、ホスピタリティの現場にも、それまでとは違うさまざまな課題が生まれていました。

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夫の家族が4代にわたり受け継いできたラヴェッロのHotel Rufoloもまた、その変化と向き合う時期を迎えていました。

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そんな中、私も自然とホテルに関わる時間が増え、レストランでお皿を下げ、サービスを手伝う日々が始まりました。

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そして気づけば、今度は私自身がレストランの世界に魅了されていました。

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料理、ワイン、サービス。そして、その土地の歴史や文化まで一皿、一杯の中に表現されるエノガストロノミーの奥深さ。

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もっと知りたいという気持ちは、やがてワインの勉強へ。

イタリアソムリエ協会(AIS)認定ソムリエとなりました。

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旅の仕事から、ホテル、そしてレストランへ。

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一見すると違う仕事のようですが、私の中ではすべてがつながっています。

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レストランでお客様から、その日訪れた場所や心に残った景色、楽しかったこと、ときには旅の中で少し困ったことを伺う時間が、私は大好きです。

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「明日はどこへ行ったらいい?」

「この土地ならではの料理やワインは?」

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そんな問いかけに、これまで暮らし、学び、経験してきたことを生かして、すぐにお答えできる。そんな瞬間に、今まで歩いてきた道が一つにつながったように感じます。

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そして、お客様がお料理のおいしさに驚いたり、目の前に広がる景色に感動したり、最後に笑顔で「ありがとう」と声をかけてくださったり。

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どんなに慌ただしい一日でも、そんな瞬間に出会うと、不思議なくらい心が満たされます。

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誰かが、心から楽しみ、感動する瞬間に立ち会えること。

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結局のところ、それが私自身のいちばんの喜びなのだと思います。

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時代が変われば、旅のスタイルも、私自身も、そして仕事の形も変わっていきます。

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これからもその変化を楽しみながら、自分が心から幸せだと思えることを仕事にしていきたい。

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​そして、アマルフィ海岸を訪れる皆様の大切な時間に、私のこれまでの経験が少しでもお役に立てたら嬉しく思います。

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皆様にお会いできる日を楽しみにしています。

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​竹澤由美

この土地からつながった仕事


アマルフィ海岸での日々や人々との交流は、メディア制作や文化プロジェクト、学術出版など多岐にわたる仕事へと発展してきました。これまでの主な歩みをご紹介します。
 
2013年
BS-TBS『世界一周 魅惑の鉄道紀行』出演
旅チャンネル『大人のヨーロッパ街歩き』出演・コーディネート
アマルフィ市文化歴史センター:岐阜県美濃市との文化交流事業(コーディネート・通訳)


2014年
MBS/TBS系『世界の日本人妻は見た!』出演
アマルフィ市・美濃市公式訪日団の随行通訳
 
2016年〜2021年
アマルフィ市文化歴史センター 日本語講座の専任講師
 
2021年
学術著作『南イタリアの食とテリトーリオ』(陣内秀信・木村純子共著)
アマルフィ海岸およびアジェロラ地区の現地調査・通訳


2022年
同著書にて、特別コラム「ラヴェッロとわたし」を執筆・寄稿


2024年
文藝春秋『CREA』アマルフィ海岸特集
現地でのリサーチ


2026年
BS-TBS『憧れの地に家を買おう』アマルフィ編
現地レポーターとして出演

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